デカいバスを釣る、イコール
スポーニング期のオスを釣らない、というのが
ひとつのアプローチのベースになります。
ベッド周りには必ずオスがつきもの。しかし、
ハケかた(遠のきかた)に差があります。そこをよく観察して
見極めるのが昨日の方法。質問メールもたくさんいただきました。
ハケかた、つまり、オスが定着して離れないベッドなのか
それとも、ひと仕事完了していて離れがちなベッドなのか。
定着するベッドは周囲に緑色のウイードがたくさんはえていて
尚且つドロ底が続く地形に多いのです。経験上のハナシですよ。
気をつけてマメに掃除していないと、すぐに汚れてしまう
可能性の高いベッドには、オスがツキっきり。メスは
そういうベッドを早々と見限ってしまい、そばにいません。
逆にハードマテリアルな底なら、掃除は早く済み
尚且つ再度汚れるまでに時間がかかります。
ハードマテリアル・・・岩や石や砂利やコンクリートでしょうか。
それで昨日は岩を選んだのです。
メスは見つけなくていいんです。岩と、そこに
小バス(=オス)の姿が見えなければ、
即座にボートをバックで離す。そして
ルアーを投入、時間をかけてメスを呼び寄せるわけです。
うまくいかないケースもありますよ。それは自然相手だから
当然のこと。でも
このような条件を満たす岩をその日のうちに10箇所見つけたら
どうでしょう?
そのうちのひとつにメスが定着している率はずいぶん高いもの
であるはず。そしてその定着が
一箇所だけでなかったとしたら・・・(=´∇`=)♪
せっかく岩を見つけても、いきなりワームを投入したり
ワームしか投げなかったら、オスからバイトしてしまいますし、
ビッグバスが見ている前で小バスが釣られていったなら
そのビッグがクチを使うことはなくなるでしょう。
ワームというか食わせの釣りの最大の弱点はここにあります。
釣るバスのサイズを選べない。これではせっかく
ルアーフィッシングをしていても面白味を半分も
体感できていないことになります。うーん、
もったいないヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ
ルアープラグを選択してアプローチすることで
得られる面白味は、この“結果操り感”獲得にあるのです。
クランクやスピナベすら封印するトップの世界は
かなーりこだわりの世界のような雰囲気がありますけど、
実は最もデカバスゲットに近い手法だったんだ!と
再認識できれば、あなたの釣りスタイルは
ガツーンと変わってきますよ( ^∇^)σ
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